「 うつわの標本 〜 釣 光穂 個展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.11.22〜11.27【 KUNST ARZT 】

「容器にぐるぐる巻いて、そんで中身を“なんらかの方法”で抜くんやろ…」と
お思いの多くの残念な方々(と僕が勝手に思っているだけですか)へ。
仮にそういう段取りで、手びねりで作ったら、
こんなに“しどけない” 表情になるでしょうか? 

釣さんの作品には大きく二つのポイントがあります。
ひとつは、土で紙縒り(こより)を作りながら、手びねりすること。
つまり土をそのまま巻いていくよりも表面積が格段に大きくなるんですね、
紙縒ると。もちろん時間もかかる。
それゆえ、巻いた先から乾く、という
実にやっかいな問題に直面します。
だから、やりだしたら一気呵成に行く。
当然、湿度にも気を配ります。
それと、先の成形の謎。
これは実物を横に置いて、それを見ながら作っていくんです。
「これって底辺からデッサンするようなものですね」と釣さんが言うように、
いわばアタマん中で3Dスキャンしながら
横目でそっくりさんを作ってるわけです。
身の回りの製品=容器に溢れるカラフルな色合いをそのままに、
クローゼットの衣服の繊維から着想を得たという
「ぴょいと飛び出た糸の端」も表情がいいですね。
バナナの作品に見られるように、
今後は容れ物に限らない展開もあり得る、かも、ですね。
釣さんの初個展です。

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