「 寺村 利規 〜 城/Das schloss 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.11.05〜12.04【 MORI YU GALLERY 】

実は僕の勘違いでオープン前日!に来てしまい、
そのお陰?で代表の森裕一さんとも作家の藤原康博さん
(台湾での展示の件でご一緒)ともラッキーな出会い。
それとボーナス眼福として、すでに買い手がついた
(なんでもオーストラリアの方とのこと)作品も、
なんとか展示する手はずを組まれたとかですが、
もしかしたら今日しか見られないかも知れないとかで、
これもラッキーなドキドキ。

寺村さんの作品は5年前にここで初見。
思わずそのトリミングとタッチに魅了されて以来、楽しみにしていた展示です。
その時にご本人に唐突に好きな監督は?と尋ねましたら
ジム・ジャームッシュの名前。
なるほどねぇ。時々、これはデジャヴュかな?と思っていたら、
実は映画のワンシーンだったなんてことがあるものです(僕は結構あります)。
今回はその流れを汲んだものと、
全く異なる画風の作品が並列されていて、
寺村さんの中で何かが変化していると感じました。
カフカの「城」に材をとり、以前とはまた違う筆使いで、
でもやはり “フィクションに見るリアリティ” というものが反映されているんですね。
以前にも書いたんですが、寺村さんの絵に登場する人物は、
表情が一瞬に垣間見せる “本性” を見事に捉えています。
新作の画風の異なる作品は白いシルエットだけのシンプルな構成ですが、
ブルーの背景とのギリギリのコントラストが象徴的な、
これもストーリー性の強いものです。
奥の部屋には更にシャープな印象の殆どモノクロに近い色合いの作品があって、
新しい展開の予感を感じさせます。
ともあれ “巧さ” を心象表現に置換させるセンスは際立つものがあります。
レビュー遅くなりましたが、必見の展示です。
今回はあえて会場の柱を入れたアングルで撮影してみました。

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