「 片野 まん 〜 personal landscape 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.11.05〜12.04【 MORI YU GALLERY 】

一階の寺村さんと同時開催の二階での展示です。
片野さんも昨年の暮れに初めて作品を拝見しました。
その時のステートメントにちょっとシビれたんですね。
イギーとかケルアックとか。
安息の地って、どこにあって、いつになったら辿り着けるのか…
そんなことを考えていた若い頃の、様々な出来事が、
軽くフラッシュバック。
森さんはニホンよりもヨーロッパでウケる絵、と仰ってました。
どことなく所在なげに佇む人々。
何かの目的で集まってきたのに、
その目的はたいした問題ではない、そんな様子。
でも絵のタッチから受けるほどに不穏ではないのは、
何となく現在の世相と、熱い時代(その体感温度は人によって色々だけれど)との
共通項やそうじゃない部分、両方をはらんだ風情が漂うから、でしょうか。
もしかしたら多民族の中の自分の在り方、であるとか、
ちょっと坩堝(るつぼ)な状況、あるいは根無し草的、
そう、デラシネな画風からかもしれません。
決してドラマチックではないし、そもそも絵そのものは淡々としています。
でも何か、ワサワサするのは、ひとり一人の価値観の差や、
それぞれの文化的なバックボーンを否が応でも抱えているといった宿命的な人の機微を、
まるでロードムーヴィーのような画面から感じるからでしょう。
だからか、日本人離れしている印象。

「とりあえず、道にいる」という1年前のステートメントの締のフレーズがかっこいい、
そんな片野さんです。
それと小品の風景画、これがウーム、と言うほど、いいですねぇ。

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