「 福村 惣太夫・山内 康資/二人展 〜 ストローク 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.11.03〜12.25【 art space co-jin 】

アール・ブリュットは突然再評価されたのだ、という話にすら、
浅学な僕には朧げなのですが、
正規の美術教育を受けていないということは勿論ですが、
僕が思うに最も重要なことは
“当人たち” が社会的評価(それは芸術を評価されるということも、
また社会資源であるということの認知)や
“当人たち” が作品が売れて欲しい、
つまるところ「良い」とか「素敵」であるとか、
それによって何かが潤い、何かが豊かになるといった
直接的な因果関係をほぼ求めないというところではないか、と。
それは所産としての芸術
(このゲイジュツという響きそのものに
多少なりともくすぐったさを感じるのですが)が
経済として機能しないことの不自然さ、ということではないか、
などと穿ってみます。
ですから尚更に専門家がアール・ブリュットについて丁寧に(かつ慎重に)
説明して、良い形で循環させることが大切なのではないでしょうか。

アール・ブリュットの世界初、最大の美術館館長の言葉を引用させていただくと
「社会的に疎外されている人に一般人に優る才能がいつもあるとは限らない。アール・ブリュットで決定的なのは、作品が持つ躍動感、見る人に与える深い感動だ。つまり、アール・ブリュットの作家もそんなに簡単にあらわれるものではないのだ」

この言葉はそのまま、館長が言う
「アール・ブリュットには現代美術に欠けるスピリチュアルな次元がある」ことに繋がり、
これはあくまで極端な私感であるという前置きで
「時として、あざとい現代美術」の対抗軸として、
その存在理由があっても良いのではないかと思うのです。
あら、肝心の展示について触れるスペースが無くなってしまいました。
いつもの会場の空気が一新された感じ。
ひとえに、みずのき美術館のキュレーションの素晴らしさといえます。
みずのき絵画教室の生え抜きメンバーである福村さんと
イラストレーターの山内さんの素敵なコラボ、
加えて結構な肝になっているのがタイトルロゴと数字のデザインをされた
三重野 龍さんの仕事。
三位一体というか、そこから交感する「場の気」は
何度も訪れてみたい気持ちにさせてくれます。
クリスマスまでのロングラン、
ぜひお近くにお越しの際はどうぞ! 
画像は全てアップしました。

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ギャラリーサイトは → http://artspacecojin2016.wixsite.com/kyoto
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