「 小川 宣之 〜 resonance / 共鳴 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.11.29〜12.11【 ART SPACE 感 】

磁器の一種にボーンチャイナ(Bone china)というものがあります。
その名の通り、原料に牛の骨灰を混ぜてますが、
この由来に元ずく磁器の印象というのがずっと僕の中にあって、
ギャラリー奥の和室前に置かれたまさしく背骨状の作品を見た時に、
頭の中で一瞬にして溶解していく気分を味わいました。

1963年生まれの小川さんは(ステレオタイプな判断を承知で)
ストイックで熟達な陶芸家のイメージというよりは
ミュージシャンのようなエッジの利いたいでたちでした。
相当なキャリアと受賞歴をお持ちの方ですが、
同時にアルチザンな(否定的に使われることもありようですが
ここでは職人的なということに留めておきます)風情も持ち合せた容貌。
様々なスタイルの作品が展示されていますが
「用」を旨とする生活器にしても、
やはり独特の美感が表情に反映されていて、
もしかしたら、かなりパンキーな方なのかな、などと。
小品には小品ならではの掌上の粋、
大型のオブジェには空気をさざめかすような存在感が放たれています。
通低しているのは骨格や細胞や菌糸などのいずれも
有機的な要素を多くはらんだフォルムで、
パラジウムの光沢がやたらと艶かしく、
小川さんの中で限りなく増殖する
「かたちの連鎖」を表出したような作品が多く見受けられます。
最終日のギリギリセーフ。
なぜかカメラの具合が思わしくなく、
限られたカットになってしまいました。
申し訳ありません。

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