「 竹内 紘三 〜 discover 」

Category : 現代美術シッタカぶり
たけうち

2016.12.10〜12.24【 現代美術 艸居 】

それは置いたり、掛けたり、敷いたり、並べたりする
現代陶芸の「見せ方の一端」というものの、
もっと向こうにある強い作家性と土くれからのクールなメッセージを感じ、
しばしその場を離れることができませんでした。
空洞な四角柱がぴったりと密着しながら、
欠損したかのような痛みはしかし、造形を構成する大きな要素となって、
むしろ声を発している。
美しいとか、洗練とか、スタイリッシュとかではない、
疼くような示唆と静かな叫び。
人工構造物の成れの果てと終わることのない、ビルド・アンド・スクラップ。
この作品についての解説は一切読まず、
事前の情報も全くないままに見たが、
読んでみて展示を見た僕の感じたままだったことに驚きました。
サイズの大小はあれ、鉛筆立てのようなこのフォルムは
出来上がったものを、さらに割るというプロセスを加えることで
「 作ったものを壊していく=構築と破壊 」が
「作ったものは壊れゆく宿命である」という比喩として完成します。
何かを作れば何かが失われるが、
それでもやはり何かを作り続ける傲慢で無秩序な大義名分とは一体何なのか、
そんなことを強烈に感じました。
必見の展示です、是非!



















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