「 Cave Party 〜 鳥彦 個展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.12.06〜12.18【 ギャラリー知 】

主題が先か、画材が先かという話はともかくも、
大学院の試験まで残すところわずかで
ペン画から銅版画へシフトし、
周囲を驚かせたエピソードが色あせないのは、
言わずもがなですが、申し分なく明解な作風で
(とは言ってももちろん題材は主観、
ですから鑑賞者に沿う沿わないということはまた別問題です)
銅版画という手法が “等身大” で鳥彦さんの目指すものに
ぴったりハマったということです。

いつだったか近代美術館の蔵出し展で
長谷川潔氏の作品をひと目みて、
しばらく作品の前から動くことができないほど
惹かれていたことを思い出します。
これはマニエール・ノワールという銅版画の一種です。
黒地に刻まれた白いエッジに、
鑑賞者は自然と目をこらして、
その “見えない線や輪郭” を追っていきます。
こういう作風ですから、興味があってほぼ1年前の個展で
鳥彦さんに好きな作家は?とぶしつけに伺って、
出て来たズジズワフ・ベクシンスキーの名前を検索したら
かなり前に目にして衝撃を受けた画家でした。
このデストピアな幽玄世界、ダークファンタジーなテイストはやはり、
鳥彦さんの書く各作品に寄せた丁寧な散文風なキャプションとも重なり、
穿ってみれば、いわば現世への痛烈な比喩とも警鐘ともとれますし、
皮肉な大人の(それも抑制感のある)絵物語にもうつります。
鳥彦さん、ほぼ1年ぶりの個展です。
それにしてもこれだけの点数をよくも作られたものです…
画像はほんの一部です。会場で是非ご覧ください。

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