「 堀尾 貞治 展 ~ あたりまえのこと ひとつひとつ 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.01.10~01.22【 ART SPACE NIJI 】

堀尾さんの痛快さ、というのは、
もしかしたら前のめりで鑑賞しがちな見る側を軽く“いなす”ような
感覚と裏腹なのかも知れません。
言葉で修飾させない底力というものを実に見事に等身大で示します。
「普通にとんでもない」と僕などは思ってしまうのですが、
おそらく当の堀尾さんは何くわぬ顔で「そうかね」と仰るような気がします。

壁に貼られた無数のフライヤーやDMは展覧会のものですが、
実は僕もギャラリーメグリスト(笑)として、
拝見した展覧会の告知ツールは捨てないで段ボールに溜めています。
かなりの重さになっていますがなぜか捨てられません。
この壁を見た瞬間に、こういう「表し方」を飄々とされる堀尾さんそのものの、
なんというか「性(さが)」のようなもの(人はそれを才と言うのでしょう)に
強烈な畏敬の念を抱きます。
どんなことをされてもサマになる、というのは、
堀尾さんの場合は風格とか威厳とかキャリアとかに沿ったものというよりは、
堀尾さんご自身の創作性が(という言い方すらそぐわないほどに)
ごくごく“あたりまえ”な日常の中で、あたりまえに生まれて、
あたりまえに塗って、あたりまえに切って、あたりまえに繋いで、
あたりまえにそこに置いた、といった体であること、
そして常に変化するあたりまえ、を指し示していること、に
改めて気づかされるわけです。
ギャラリーの扉を開ける時のちょっと緊張な心の用意を、
目からうろこで解きほぐしてくれる整体師のようでもあります。

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