「 黒川 徹 ~ 野生の数学 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.01.06~01.28【 現代美術 艸居 】

陶芸家と呼ばれることをあまり好まない黒川さん。
その面差しには土くれにまみれて、
あるいは格闘しながら造形するという印象がほとんど伺えない、
ちょっと不思議な、なんというか、学者肌な、そんな感じです。

3年前のここでの個展や様々な会場で拝見しておりますが、
そんな黒川さんがつくるのはまぎれもない
相当に“洗練された鮮烈な”陶芸であり、
その細部を覗き込もうとする自分の非力さ=〈構造への理解に中々届かない〉に
気付かされるのに作品そのものは極めて直感的、という、
まさにここに黒川さんの陶芸の一つの特徴があるような気がします。
2011年のINAXギャラリーのインタビューを読んでみると、
筑波大の彫刻専攻であった黒川さんが陶芸の授業がきっかけで京都市立芸大へ入学、
内側を空洞にしてつくるという造形のあり方に興味をもったとあります。
つまり陶芸という「そもそもの造形法・概念」を
彫刻側から見たものと言えるのではないか、と。
この新作もそうですが「複雑かつ合理的で、なお神秘的整合性」に叶った
黒川さん独自の〈増殖的造形〉はやはり自然界に生きる全てのものへの
畏敬の念=オマージュと捉えることもできますし、
僕などはタイトルから「生殖と循環」への深い想いを感じます。

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