「 living will : 01 KOSUGI + ANDO Sleepless Babies ~ 眠れぬ子らのために 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.01.14~01.28【 galerie 16 】

事象についてささやかではあるが、チクチクと痛みを感じるのに、
距離があるために温感を感じにくい、また当事者でないから
分かりにくい機微というものもあります。
機微というの実に都合の良い言葉ですが、
またの意味を「それぞれの理由」と置き換えることもできるのでは、と思います。

基地がなくては生活が立ち行かなくなる人たちは、
例えばオスプレイをどの位置(相)で捉えているのでしょうか。
実はこの先、いろんなことを書きましたが全て削除しました。
というのもすべからずデリケートなことばかりで、僕がとやかくここで言えることでもないので。
ただ、こういう展示を見てつくづく思うのは表現者が出来ること
(しかし、これを“すべきこと”と言うのはおこがましいのです)は何だろうと。
いつも来るギャラリー空間をここまで変えてしまう「柵=バリア」が
(その面積に関係なく)与える効力というものも実感します。
「入るな、ここがどこであろうとも、お前には関係ないことだ」と言わんばかりの。
壁に並ぶスプーンが定期的に揺れて木に打たれる音のなんと不穏なこと。
原発が不具合であるとかないとかではない、
その存在の危うさを説く為政者が居ないという現実や
いつ落ちるとも知れない化け物を平気で飛ばせている“フトドキ
(しかも災害支援に使うことで整合性を保とうとしている)なシステム”を
今後拡大していくつもりの為政者たち。
壁に貼られたのは、あの歌詞、サマータイム。
これは、決して眠れない“当事者たち”のララバイであり、
その「痛点」がこのギャラリーの、この位置にあるということを
僕は暗澹としながら、確認したのです。
7年ぶり(その時のレビューは幻惑された感満載なものでした)の展示ということで、
いつもの空間を見事に変えてくれました。

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