「 0から1694.35まで 〜 宮城有加 × 賴彥勳 二人展 」②

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.01.17〜01.22【 同時代ギャラリー 】

さて、二人展のもうひと方、賴彥勳(ライ・エンスン)さんの展示。
宮城さんと同じ神戸芸術工科大学に交換留学生し、
現在は台湾で活動する賴さん。
会場にも居らして流暢な日本語でいろいろと濃い話をさせていただきました。
やはり、というか(こういう括りそのものは先入観として良くないかも知れませんが)
アジア圏の作家であるということと作品との間にある
一種の摩擦熱のようなものを強く感じ、
またそのことが如実に作品に反映もされています。
奥の部屋にある「テロリスト」という作品は、
腹に何か(おそらくは自爆系の)を入れられた女性の
着替えシーンと壁一面のレシート。
この展開について賴さんからは
「自分が日本に住んで買った様々なものと引き換えに残される痕跡=証拠」という話が出ました。
これは当日会場にて急遽展示を決めたそうで、
テロリストが自身の存在をなるべく世間から消しながら
ミッションを遂行するというスタンスと対極的な意味でいいマッチングだと思いました。
これは僕の私感です。
「僕の肉体は日本にある、でももしパスポートが台湾にあったとしたら、
僕は一体どこに居ることになるんだろう」という奇妙な感情。
二つの中国についても忌憚なくお話ししてくださいました
(ここでは書きませんが)。
鹿の作品の角は粗い籠になっていて、
ホントならここにパスポートを入れて作品として成立するそうです。
異邦人としての賴さんは当然ながら作家でもあるわけで、
この当事者の問題意識や民族性、
ちょっとダークな側面を嫌味なく塗り込めた感じが良いです、
ハイ.ちなみにタイトルは台湾から日本までの直線距離だそうです。

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