「 ちょっとひとやすみ 〜 若原 響子 個展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.02.07〜02.12【 KUNST ARZT 】

昨年の個展のレビューを読み返してみると我ながらいい感じのコメント(よく言うね)。
奇異であるとか、諧謔的であるとか、
あるいは何らの比喩であるといった
「読み」を誘導させる作品であることを否定はしませんが、
僕はそこはかとない “いじらしさ” をこれらの作品に感じるんですね。
陶器(これが限りなく機能性を排除したものと考えると
陶芸、という表現になるかと思いますが、やはりこれは「器」ではないか、と)は
実に儚くもろい素材でできていますから、
同時に観る者、持つ者、使う者に一様に「愛でる」という側面を強く与えます。
若原さんのモチーフはステロタイプなフォルム
(当然ながら技術的センスをクリアした上で、ですが)によって
鑑賞者との距離感をほぼゼロにしていきます。
それは図らずも「作品との絶妙な親和性」から始まっています。
注げない急須。
ここに大げさな哲学を持ち込むつもりはありませんが、
見ているうちに何かが ほぐれていく” 感じが
まさに若原作品の肝だと思っています。
岡本さんが入れてくださったお茶を内側に高台がある奇天烈な湯呑みでいただくと、
急須の取っ手から注がれるお茶の味もまたオツなものでした。
(コンペイ糖付きの金継ぎ!笑)

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