「 INTERIM SHOW 2017 ~ 博士課程作品展 」③小畠 友理/中村 七海  

Category : 現代美術シッタカぶり
2017.02.08~02.12【 京都市立芸術大学 新研究棟 】

日本画は油画のいい意味での雑然さ、現場感というものとは真逆な展示です。
思い起せば倉庫や工場を共同アトリエとして改修、利用しているのは
ほとんど油画や立体でした。
制作環境が異なるということもあるのでしょうか。
この件についてどなたかご存知でしたらお教えください。
さてお二人に共通しているのは風景、なかでも樹木をモチーフにしている点ですが、
そのアプローチの違いが興味深くピックアップしてみました。
小畠さんは熊が出る(実際に山の専門家と一緒にロケハンするそう)
ほどの深い森に分け入ってお目当ての木を探します。
中でも樹齢を重ねた古木、その枯れた表情に覗く隙間や穴、
長い時をかけて作られた必然のフォルムを丁寧に大胆にストロークしていきます。
木霊という言葉が浮かんでくるような作品です。

一方の中村さんは大樹。とんでもなく大きい作品(制作日数3ヶ月)で
冗談まじりに「ここを出たら家に置かなくてはいけないので大変」と。
大作の背景を仔細に見ると掻いたような線が無数に走っています。
これだけでも気の遠くなる手数ですがとにかく描き込みながら全体像を浮き立たせています。
画像は小畠さん→中村さんの順です。

小畠1

小畠2

小畠3

中村1

中村2

中村3






























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