烏丸ストロークロック × 庭ヶ月 共同連作「 凪の砦 」

Category : パフォーマンス見聞
nagi

2016.02.09〜02.12【 アトリエ劇研 】

作・演出:柳沼 昭徳 音楽・演奏:山崎昭典
出演:阪本 麻紀/生坂 美由紀/岡村 里香/角谷 明子/澤 雅展
図師 久美子/長谷川 直紀/柳 泰葉/西村 貴治/たなべ 勝也

まずはヤギーさんこと柳沼さんの京都市芸術新人賞受賞と
主演の阪本さんの関西現代演劇俳優賞受賞おめでとうございます。
前にも書きましたが「この男は関西で、いや日本で絶対に有名になる!」と
打ち上げでの誰だかの豪語はこうして現実のものとなっていくのですね。

どうやって死のうか(いや、死んでやろうか、ですか)という感覚が
段々とリアルになってきたお年頃!の私です。
自分の現在の働き場所がいわゆる高齢者施設であることが
ほぼ毎日、生き“続ける”こと(死ぬまで生きるという契約)への得心と
そうでない部分と、家族との関係性の中のガサガサした摩擦熱によって生じた
エネルギーに支えられているといった皮肉な現実について、
一体自分はどこへ行くのだろう?という不安が
もう可笑し味にまで昇華していることに、今更ながら気付くのです。

このお芝居も看取りの現場が背景にあって、
しかも総集編というだけあって、
中身にまみれている“ややこしい”事情は在る程度端折られています。
演劇は演劇という仮想の中で限りなくシンパシーを求めて、
そこに新しいリアルを作り出します。
常に「半歩先行く観客」に永遠に追いつけない演劇のもつ「性(さが)」を、
しかし柳沼さんはいつも誠実に舞台にホログラムのように立ち上らせるのです。
まだ名古屋、松山と公演が控えていますので
内容については触れませんが、素晴らしく土産の大きい公演です。

※京都の舞台上の画像は → http://www.karasuma69.org/posts/2036154






















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