「 山本 一博 個展 ~ 明暗 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.02.22~02.26【 堀川御池ギャラリー 2F C 】

なんとか最終日に。山本さんともお話しできました。
それぞれが1830×4600の大作三点。
大波にのまれ、飛び、弾かれ、落ちていく無数の童子たち。
一見して御伽草子のようにも見えますが、
この状況が決しておとぎ話ではないことは、
殆どの人が絵から感じ取る、あの日の、あの焼き付いたシーンからわかると思います。
山本さんも現地で“通り過ぎた災厄の跡”を目のあたりにして、
作家としての自己を検証してみます。

現地の人から言われた重い言葉。
「ああいうことが何処にでも誰にでも起こりうるということを
帰ったら皆さんに伝えてください」

それは危機管理とか教訓とかではない、
言わば「理不尽な摂理」とも言うべき現実感です。
波には何万というドクロが薄墨で描かれ、
その上を喜々とした彼らがまるで踊るようにキャッキャ言いながら遊んでいるようです。
残酷さと無邪気さと哀しさと愉しさが、
まるで魑魅魍魎のごとく渾然となり、
それぞれ京都の東西南北(これから南を描くそうです)に表されています。
ご本人は未だにモラトリアムですね、と笑っておられましたが、
強いベクトルを感じる力作です。

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