「 福村 真美 展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.02.26~03.12【 gallery morning 】

福村さんの個展レビューも4回目です。
1回目も4回目も多分言ってることは大枠変わらないと思いますね。
「そこにある風景そのものよりも映り込むものに光を当てる」なんて
エラそうなこと書いてましたが、それは今も変わりません。

前回の個展で池を覗き込む人物=作家自身が登場する作品が
複数展示されていました。
それが風景を一種の映し鏡にしながら作家の心性を強く
(しかし福村さんの作品を通じていつも思うのはこの押し出し感が淡白なこと)
表したものかと想像してしまいがちですが、
実はそのシーンそのものを遠目から見ている様な、
現実と乖離したような空気を感じたりします。
ところがです、この光景に強烈な臨場感を感じてしまうんですね、
もう自身が記憶の風景の中に擬態しているように見えるのに。
今回は人物がほとんど出てきません。
なおさらに“逆さまな実体”が水を媒介して存在しています。
パンフレットの散文的なフレーズ
「誰に見られることもなく」が実に福村さんの作品そのものの印象です。
画像や印刷物の作品は全てがフラットになるので、
かなり実物とは印象が異なります。
実物は筆致、ストロークの動きやその痕跡が豊かで、
鏡のような水面の目に見えないところでさわさわと風が通り過ぎたり、
木の葉がゆっくりと動くような、気体の流れを感じます。
そして何いつ見ても見応えのある素晴らしい作家さんです。

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