「 rhizome ~ 西條 茜 + 嶋 春香 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.02.18~03.05【 京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA 】

別々に拝見した作家さんの二人展。
西條さんも嶋さんも所見は2015年でした。
西條さんの“つくりかた=表し方”のスタンスというのは
初めて見た時の衝撃そのままに「着想の妙」に痛く感心させられました。
嶋さんはアルトテックの展示で見て以来、
作品そのもののキレの良さと色彩感覚に、これもまた感服。
この二人展の会場をひと目みただけでお二人のマッチングが成功したことがわかりました。
もう作品も会場も一定のテンション、温度にあって、
まず何よりも作品群が“ばらけて”ないこと、
それぞれのテーマの中にある「道具」という共通項が見事に相乗的に働いていることです。
西條さんは長崎でのフィールドワーク(西條さんは全てそこから始めます)を通して
実はキリシタンは蘭方医学を学べなかったという事実から、
いわば演劇的に「キリシタンの医者」を作り上げ、
彼にまつわるものをインスタレーションとして提示してみせます。
一方、嶋さんは徹底的に資料に突っ込んで「史実」という
手の届かない時間、資料から静かに放たれる
様々な背景=成り立ちや意味=理由と色彩や質感、を
医者が言うところの触診に近い手応えで、カンバスに「再現」してみせます。
まるで迷宮の博物史とでも言うような
不思議な臨場感いっぱいの素晴らしい展示でした。

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