「 形をなぞる ~ 谷川 美音 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.03.17~03.26【 Ponto 15 / Finch Arts Gallery 】

GURAのオープンアトリエでの谷川さんの作品、
ひと目見てやられてしまいました。
特に「漆工の京都市立芸術大学」というのはいささかの過大な表現でもなく
(勿論どの分野でも言えることですが)出身作家たちの
「素材と造形性」とのせめぎあいというものへの
執拗なまでのスタンスにはいつも感服させられます。
漆はそもそもが流体であるという観点は、
だからこそ(多分に短絡的言い回しで申し訳ありませんが)
極めて優れて美しい伝承的表面材=コーティングとして成立しているわけです。
静謐で寡黙でありながら、
その表情に「反復」「時間」「鍛錬」「間合い」という
「漆工の常態」と、非常にインプロ的な意外な印象を放つ
谷川作品との圧着感=マッチングは、
いわば「発想の可視化・実態化」への容易ならざるものをも感じさせます。
ドローイング、むしろカリグラフィ、グラフティに近い
時間の通過を凝固させたまま作品に閉じ込めた風情は
実にオリジナリティに溢れています。
じっと向き合いながら、
まるで行(ぎょう)のように塗り、重ね、磨くという工程の果てにある、
素材と造形それぞれが「流体」というキーワードで
見事に繋がっています。

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