「 天牛 美矢子 展 ~ 野生児の祝祭 」

Category : 現代美術シッタカぶり
t1_20170327103124f2a.jpg

2017.03.21~03.26【 galerie 16 】

天牛さん( “あの” 天牛書店の直系とは失礼ながら存じ上げませんでした…)は
書物に囲まれていた生い立ちから察するにさぞかし想像力に長け、
創造性豊かな女子だったことでしょう。
実は野趣あふれる作風が語ると予想されるような
短絡的なテーマに基づいた展示ではありません。
果たして「この世の野生児とは何か」です。
それは野生という語彙に借りた例えであり、
もしかしたら私たちが生んだ
「世間と極端に乖離した“大人”が生んだ子どもたち」と言えないでしょうか。
責任の所在の問題ではなく「憂うべき現象」として
厳然と在るということ。
今後決して「新しい彼ら」を作ってはならないのです。
いきなり重いテーマで展開したレビューですが、
天牛さんの卒制作品の展示に「これはただものではない」との直感は
今思うに正解だったと。
素材のチョイス、その独特のザックリとした風合いを
巧みに導く綿密な施し、
質感を存分に生かした風情、
作家性とも言うべき主旨の明解さ、
そして何よりも真摯にテーマを設定し、
エキセントリックにならない抑制された作風が、
この作家が今回訴求するテーマにどれだけ肉薄しているかということへの証左となります。
素晴らしい展示でした。

t2_20170327103123d1b.jpg

t3_20170327103122acd.jpg

t4_20170327103121c10.jpg

t5_20170327103120a6b.jpg

t6_20170327103201ced.jpg

t7_20170327103200c5d.jpg

t8_20170327103200561.jpg

t9_20170327103159a89.jpg

t10_20170327103158f5e.jpg


























スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

58カ国語に翻訳
English
お越しいただきありがとうございます

den

………………………………………
アート・ドキュメント・ブック・
ミュージック・演劇・ダンス・
朗読・時事・ひがみ・そねみ・
やっかみ・おせっかい…
などなどシッタカぶって書きちらかしては
自己嫌悪な日々をゆらゆらと
過ごしております。
「シッタカブリアンの午睡」
「デラシネ光合成」をこのたび一本化。
言いたがり、やりたがり、ノリたがりな
のんのんとしたブログにお越しいただき
ありがとうございます。
………………………………………

ここから、また…
最近の書き散らかし…
こんなこと書いてます
こちらへもどうぞ!