「 銀 × 和紙 × 水 ~ maimai jewelry exhibition 」
Category : 現代美術シッタカぶり

2017.04.08~04.22【 GALLERYRELLAG EX 】
僕の中ではアクセサリーデザインというのが、
作家本人が周知の上で
自らのデザイン性を作品に反映させていくというジャンルだと
勝手に思っていたので
(特に金属加工を施したものは研磨という工程にかかる時間によって
イメージが鮮明になるのではと…)
これらの作品の成り立ちに相当驚きます。
タイトルにある三大要素を孕みつつ、
想定を越えた造形を“なすがままに”立ち上がらせる発想からの制作は
「偶然」を作品として「必然」へ引っ張っていくことが、
考えている以上に大変なことだと思います。
水の中に、くしゃっとした和紙(水に強い阿波産)を入れて、
熱いままに溶けた銀を流し落とします。
様々な条件が重なってカタチは丸かったり尖ったりといろいろです。
気に入る塊ができるまで何度でも同じ作業を延々と繰り返すんですね。
無作為であることで成立するオリジナル性です。







スポンサーサイト