「 田中 梢 展 ~ 遠くにいても近くに居る様な 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.04.17~04.22【 ギャラリー白3 】

6年前の印象はやはり強烈だったんですね。
ポンコツ海馬の僕でも作品を見てすぐによみがえってきました。
当時、ギャラリーオーナーと「なんてカッコいいんでしょうねぇ」と。
やっとご本人に会えて僕の中でケジメができた思いです。
田中さんの絵は人物がフレームインしてから、
やや、というか相応な間があって、
当事者たちが互いに或る納得した行動体系を
互いにバランスよく作っていくところをうまく切り取っています。
そのトリミングの絶妙さは良質な映像のワンシーンを見ているような
並々ならぬセンスを感じます。
鳥目線(今だったらさしづめドローン)と
ちょうど腰を低くした位置ほどからの目線。
いずれも極端に小さい人物は、傍(はた)から見ても、
彼らの会話を探ってみたい欲求にかられます。
田中さんは象徴的に「他人」という存在を広大なシーンでの
「点(事情を慮るにはあまりにも遠くて小さいという意味において)」として
捉えているのでは、と思ったり、
勝手なシッタカは画面から市井の人々の非力さや無常さえ感じます。
とにかもかくにも4,5年の画家としてのインターバルを経て今なお
「点在する人物」がたじろぎもしない自然造形の中で
(画面上では小さくても)
等身大の価値観や或しがらみの中で
厳然と生きているということを痛感します。

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