「 高見 晴惠 展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.10.31~11.12【 gallery MARONIE / 5 】

在スウェーデンの高見さんの個展。今まで何回か拝見してすっかり作品と人柄にファンになってます。この方はホワイトキューブであろうが、お屋敷であろうが、今展のように展示空間の体積や打ちっぱなしの壁面が特徴的なスペースに置いてもなんらブレずに「光と材」の絶妙の関係性を、一貫して提示しています。床面に置くといった作品が多いのですが、単体で認識している素材=モノと集合体としての変容=存在に欠かせない大きな要素に「光」があります。実は湿気を嫌うトレーシングペーパー(そもそもの宿命的な役割)を水に浸すという暴挙の果てに思いもよらないシボやウネが生じて、その連続性が窓から射す自然光と日没後の一本のスポットによる鑑賞者に「表情を読もう」とさせるんですね。その手立ては実に巧妙で、高見さんのキャリアを強く感じます。引いては返す波、かつての手紙(文)、屏風状、白石を掃く庭、地を這う靄、そして夜になると暗いところの慣れない目には雲海にさえ見える高見マジック。いつ見てもしみじみと感嘆させる「気配を探求する」作家さんであります。

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