くぼみと穴と柔らかな光と…「RYO OKADA'S SOLO EXHIBITION 無限への風景」

Category : 現代美術シッタカぶり
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↑これが月面の表面!

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12月1日→12月13日【ギャラリーアーティスロング】

いつもよりかなり暗いギャラリー内部。
三つの猫車にこんもりと盛られた土(僕には炭のようにも見えるが)。
内部に光源があり、無数の穴から光が漏れる。
なんともロマンティックで、まるで宮沢賢治の世界。
余談だがこの「猫車」。
なんともおかしな名前だ。
工事現場で猫のように狭い所へも入れるからとか、
逆さに伏せておくと猫の背中のように見えるからとか、
車輪のきしむ音が猫に似ているからとか…
とてもうなずけない諸説紛々である。

それはともかく壁面にはよく見た月面。
光の具合で遠目に見ると実にリアルにできている、と思いきや
なんと黒いアクリルに電動ドライバーで
無数の凹みをつけたものである。
手元の加減で大小をつけ、一種の点描効果を出している。
凹みにはシルバーの画材を置いて
月面のディテールを“まことしやかに再現”している。

同じ手法で透明のアクリルにブルーの凹みでゴミ箱を表現したもの。
後ろにできる影と凹みとが不思議な立体感となる。

ファイル拝見。
大学のギャラリーで発表したのが
なんと400×400×600という
トタン板と鉄骨でできた「家」。
Cosmos House。
かなり一辺が傾斜していて
人はくぐって入り、家の床の穴から中を見られる仕掛けだ。
中はというと、外部からの光で
家に明けられた膨大な数の大小の穴が
プラネタリウムのようにまたたくというもの。

光と穴、光と凹み…一直線のテーマが気持ちよい。
何も語らずとも…醍醐味ここにあり。
すっきりと優しい作品たちに出会った。


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