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Transit | 藤永 覚耶

Category : 現代美術シッタカぶり
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藤永覚耶1

2018.11.30~12.16
【 Gallery PARC 】

唐突な画像ですが
厚さ30mmの
輪切りの木。

藤永さんの
試行錯誤は
白樺という素材に
たどり着いたようです。

これは
木の丸太の表面に
版画を刷って
30mm向こうの
反対側へ
毛細管現象によって
立ち現れてくる
「或る像」を
作品にしたものです。

壁一面の映像は
倍速で
そのプロセスを
示したものですが
さて
作家は
“或る時点から”
手を離します。

つまり
樹木の
(この場合、輪切りの瞬間に
木材と呼ぶのでしょうか)
慣性に従う他ないんですね。

版画のモチーフの選択と
刷るという行為の他に
藤永さんは
“現象”を見守るのです。

以前も藤永さんの作品は
見知ってはいますが
この展開と作品に
鑑賞は新たなる覚醒を
認識させられるのでは
ないでしょうか。

この個展の支持体は
丸太切りの木材です。
以上でも以下でもない
この“畏れるマテリアル”に
ある意味
果敢に挑戦したと
考えるのは
大げさでしょうか。

いずれにせよ
作家の創意とは
鑑賞者との
距離を探る
バロメーターでもあり
同時に
鑑賞者と結ぶ密約を
具現化したものです。

そのことで
着想と行為が
コントロールできない領域へ
割り込むことで起こる
化学反応が
なんと情緒的に
受容されるものか。

とにも かくにも
内部で起こっていることについて
詮索も干渉もできない
ことに
或る種の清々しささえ…

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