僕ならもうひとつ、Lostを…「Live Love Life」

Category : 現代美術シッタカぶり
2月16日→2月21日【ギャラリーマロニエ GALLERY 4】

CIMG0847.jpg

↑右から2列、上から2段目は鏡になっている。

成安造形大学写真クラス二回生のグループ展。
正直言うとグループ展はコメントしにくいが、
こと写真展に限って言えば、
トリッキーな演出をしたり、
仕掛けを試みているわけではないので
ひたすらに作品に没頭することにしている。
僕自身は、この大学の写真クラスの卒業生の個展を拝見して
着地点の“抜け”の良さに感心していたから
在学中の生徒さんの展覧会も見ておきたかった。

先日も、この大学の卒業生の個展を観て、
去年感心したほどにテーマが見えてこなかった。
もしかしたら過渡期なのかな、とふと思った。
作家の名前だけで個展を引っ張れるものでもないが、
やはりテーマ探しの難しさやコアな部分を明快に示すために
費やされる時間は必要なモラトリアムなのかも知れない。
この二回生たちも、シャッターを押して、
自分の“写すべき”対象が現像液の中から姿を現した時の
自らが“許せる”判断や範疇について、
どうオトシマエをつけるか、もっともっと悩むのだろう。

しかし、この初々しくも素直な写真たちを前にすると
時々、彼らが無性に羨ましくなる。
会場にいらした中年男性はてっきり先生かと思いきや
なんと生徒であった。
駅のホームを題材にしたモノクロ写真は
自分なりのやり方で光と影の“緩やかなせめぎ合い”を
写したもの。
本当に写真がお好きな感じ。

CIMG0848.jpg


現役の女子大生に好きな写真家を訊ねると
エリオット・アーウィットという
直球が返ってきた。

CIMG0855.jpg

↑写真を写真に撮るのはニュアンスが変わってしまうので引いた画面でご勘弁。

銀塩かデジタルかというレベルの話は
空虚な轍(わだち)しか残さない。
写真に表したい“事象に対しての純粋な気持ち”が一番だと
思っている。向かい合い方、である。
「物を視る」ということは常に、そういうことだから。


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