掌上の愛らしさ…「 にしごおり その 展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
9月7日→9月12日【ART SPACE NIJI】

すくう、つながる、ひとつになる…
素材があり、方法があり、カタチがつくられる。

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作家と話をして意外だったのは
これらの作品作りのために編み物を習った、ということ。
いわば結論から逆算したら、この方法しかなかったということ。
多分、編み物ができない者から見れば
相当な根気を要するだろうと想定される作品も
本人は粛々と淡々と作業に徹するだけと言われるのが常のなかで
こうして表現方法を“学ぶ”ということから始まる
作品作りも珍しい。
約20点ほどの作品はどれも小さいが、
その小ささゆえに、丁寧でよく行き届いた印象を受ける。

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ショップのアートディスプレイやイラスト、
ミュージシャンのDVDパッケージデザインを手掛けた
元々はデザイン畑だけあって全体の見せ方は
バランスよく、手慣れた感じ。

そのモチーフはキノコなどの菌類。
人目にも触れずに密やかに生きる健気なものたち。
むせるような湿気を帯びる環境の中で
太古からカタチを変えずに存在している独特のカタチを
レース編みによって、その弾力感をも再現してみせた。
苔やシダ類などの片鱗も伺える造形が
簡潔なアイコンとなって、どことなく安心した居場所を
確保したかのように収まっている。

言うなれば極めて女性的でもあり、
デジタルの対局にある“理系”を思わせる。
さらなるミニマムを“すくって”欲しいと
細菌や病原菌のカタチなんかどうですか、と言うと
子供の頃から顕微鏡を覗くのが大好きだったという作家。

今度は毒気のある小粒でコワい作品も見たい気がする。

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