サイテーの “お互いさま”

Category : 浮世の「うっ!」
自分の役柄についての他己紹介のために時代背景を検証する作業。
戦中の様子、戦後の住宅事情を知るために足を運び、
満州帝国やシベリア抑留などの資料を探す機会が多くなった。
とは言え年末のこの時期に時間が避けないのも事実。
図書館から借りてきても目を通す時間がとれない。

現存する満州国の写真を見てみる。
その規模の大きさには舌を巻くばかり。
よくここまでやったものだと…
今、国威と言うんだったらドバイが象徴的か。

世界から見たらちっぽけな島国が
西欧列強に並ぶアジアの大国として
大陸への進出のために野望を抱く様は確かに寒気がするほどだ。

満州国にソ連軍が進攻してきた時の様子を記したサイトがあったので
見てみると文字すら凝視できないほどに
彼らが行った婦女子への蛮行は凄まじいものだったと書かれていた。
もちろんその後の酷寒の中のシベリアや各地への抑留も…。
その頃の状態を見聞きし、さらに太平洋戦争を生き延びた人は言う。
「ロシア人じゃなくて、アメリカに占領されて良かった…」
しかしこれは、それこそ古代から、戦争という狂った化け物が通り過ぎる時、
どの国にも起こりうる“最悪の通過儀礼”なのだ。
日本人が与えた中国人の感慨も、朝鮮人の暗澹たる思いも、
アメリカが“ケリ”をつけたと今だに声高に言うヒロシマナガサキの無念さも
その中国人が他の民族にしたことも、
アメリカが過去最高の戦死者を記録した南北戦争の発端となる
奴隷たちにしてきた仕打ちも、
全ての戦争という戦争はその後の歴史に「怨念」をもれなく付加する。
それは多分“卒業”することも忘れ去ることもない。
勝つ国があれば負ける国がある当たり前。
これはまさしく「最低のお互い様」。

ところで常任理事国って何だ?

歴史認識という、双方が違って当然の譲らぬ主観。
そして情報錯綜の中で誰かがこうしている間にも
せっせと書き込む特定の民族への罵詈雑言。
その根拠は一体いかほどのものなのだろう。
そしてそれはいともたやすく人の心に刷り込まれる。
僕たちは何を知っているというのだろう。
何を見たというのだろう。

そう、死なないために戦争はしてはならないのだ。
その一点で充分ではないか。
反戦も非戦も不戦も休戦も無い。
大金を使って核爆弾を作り、実験し、土地を汚し、
それを抑止力と呼ぶ政治屋たち、
なんともリアリティの無いアタマ。

死にたくないから戦争には行かないよ。
どこまでも逃げるのさ。

おい、お前はいつからそんな腑抜けになったんだ?

「愛国心に乏しい今の若者たちをもうちょっとピリっとさせましょう。
そうですね、お隣でもやっている徴兵制をこの際導入しましょう。
でないと舐められますよ。
え?徴兵などしなくても給料がそこそこだったら来る?
なるほどね、米軍なんか希望者が殺到してるって話聞きますからねぇ。
連中もこの不況ですっかりモラトリアムになってます。
アメリカにもぼちぼち手を引いてもらうタイミングですしね。
在日米軍の存在もそろそろ限界でしょう。
もう自国を守ることをリアルに考える時がそこまで来ています。
まず重工業にもっと力を持たせてですな、
えっ?、ええ、何よりも戦争は儲かりますからなぁ、ハッハッハ。」

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