声。

Category : ワークショップ・朗読
朗読するたびに、
好きになれない自分の声にイラつくことがある。
昨日のWSは豊島由香さんの「声を楽しむ」。
ちょっと声について自分なりに考えてみようと参加。
豊島さんは役者であり、ライフワークとして
村上春樹の「かえるくん、東京を救う」を各地で公演なさっている方。
豊島さんは以前、演劇フェスティバルの時もWS講師として招かれ、
その時の「相手のゼスチャーに合わせて声を発する」という
傍から見たら結構エキセントリックなメニューに
こんなに自分って解放されたっけ、と思うほどに感激した覚えがある。
昨日のWSにもこのメニューがあった。
初めての人には及び腰になってしまう内容だが
誰も見ていないんだと思えばできるもの。
でもこの辺がWSの限界かなぁと実感。
というのも、ある公演という目的に沿って集まった面子なら
そのための“一環”として受け止め、
いい意味でふっきれ、ふっきれていない方が変だが、
いかんせん今日初めて会う人が多い。
照れる照れる、もう固まる固まる…
それがまた面白いのだ。
まさかみんなの前で何かするなどとは夢にも思ってらっしゃらない方も
居たりして、僕などからすると逆に不思議なのだが…。
WSってそもそもそんなもんでしょう…と。

11の漢字の中から好きな文字を選んで
結果的に発表スタイルは何でもよいから
その文字を発しながらイメージし、一人1分間発表するというメニューでは
教室を舞台と客席に分けたものだから
「人の前で…そんな…聞いてないよ~」の世界に落ちていく人もいたりして
横目で観察していると、これが結構面白い。
最初から中々WSそのものに馴染めなかった
その彼もどうなることかとおもうほどに固まってしまった。
しかし“言わなければいけない状況”と遭遇する時、
作為も、プランも、こけおどしも、まやかしもない
(持つ猶予すらない)「素」な言葉ほど素敵なものはない!
と彼を見て改めて感じた。
このナチュラルさが力になる。
修飾は余計。
僕などはオーバーデコレーションしてしまう癖がある。
多分演出家にとっては“困った輩”なのだろう。

個性、いやそんな平坦な言い方ではなくて
“変で不思議な感じ”というのは自然と滲み出てくるものだ。
何がしかの企みがあるとすぐ人は冷めてしまう。
僕にとって、この“何げない人達”の何と魅力的なこと!
到底彼にはかなわないな…
もしかしたらこういう人が役者として出てくるかも知れない、
などと自戒を込めて…。
それともっと自分の声を慈しもうと思ったWSだった。




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