一日も早く心の余裕が持てるような環境を…「 坂本 麻貴 展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
3月15日→3月20日【 GALLERY SUZUKI 】

中々この個展のレポートをアップできずに、会期も終了。
何かひっかかったまま、時間が過ぎる…。
これほど会期を過ぎてのアップも今さらながらだが、
結論を言えば、言葉の無力さを痛感。
先にも述べたように、ギャラリーも作家も粛々と
日程に沿って動いている。
色々な作品が立ち表れて“物を言う”。
今、東で起こっている災厄のその後を見聞きしながらも、
僕はこうして自転車に乗ってギャラリーを回る。

そんな時にこのような作品を観ると
ああ、今、心の休息とは、安息とはここにあるのかも知れない、
とそんなことを思うのだ。
坂本さんは何らかの理由があって会期をこの時期に設定したはずであるが
僕にはこれらが図らずも鎮魂と希望を表しているような
気がしてならなかった。
このタイミングに観られたことに感謝。
まだ僕はこの絵を見て美しいと思える環境にあるわけだから…。

三条通り蹴上のホテル前のギャラリーに車を止める。
ギャラリー内部が見える。
そこだけ別に、柔らかな日差しが差し込んだように
優しい色合いに満ちている。

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支持体はほとんどが正円。
ホワイトキューブに生成り色の円形が映える。
ギャラリーの壁面と作品のレイアウトの絶妙さが
観る者に安定感と心地よさをもたらす。
源光庵の悟りの窓、あるいは臨済宗における円相ではないが
モチーフと支持体とがこれほどの相性を醸し出すのを観るのは
稀なような気がする。

睡蓮、桜、梅などがアクリルと岩絵具という不思議な出会いによって
鮮烈に、しなやかに、たおやかに、
ほどよい調和の中で円窓の中で咲いている。

被災された方たちが絵を見て美しいと思える、そんな
当たり前な日々は、いつになったら来るのだろう。
2週間が経過した現在、いろいろな思いが心の中を駆け回り、
堂々巡りをしているような今の自分が居るのは事実。
できること、感謝すべきこと、そして知るべきことを
一つ一つ検証していかねばならないと思う。

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