内実と嘘。

Category : 演劇ラボ 2011年夏の公演への道のり
昨日は「タタキ」の日。
文字通りトンカチで叩くからです。
舞台上のセットなどの制作です。
大道具の色塗りやパーツの組み立て、
小道具のアレンジやら、ひとつひとつを入念にチェックしながら
作業を進めます。
とは言っても梅雨明けの京都(祇園祭の鉾巡行の前に明けるとは!)
刺すような日差しはきついのなんの!
よーこれだけ汗が出るわ!というほどに…
昼食もいつになくガッツリ食べたのに体重減ってました…。
「異邦人」にも出演されていた役者さんの田中さんもかけつけてくださり、
僕の構成したバス住宅の枠やら扉やらもほぼ完成。
あとは組み立てるだけになりました。
ただひとつ、皆さんの手を借りてとても申し訳ないのですが
翌日に再度,制作しなおすパーツ発生。
テクニカルディレクターの川島さんにも迷惑かけてしまってます。
これは僕の読みの甘さが露呈してしまった結果です。反省。

さて場所は劇研から最後の「いきいきセンター」に移動。
思えば自主稽古も含めて、ここはメンバーにとっても
親しみ深い場所になりました。
また“稽古”のためにここに訪れることがあるだろうか…。
ここでは様々な劇団の稽古、集会、カルチャースクールが
かなりの頻度で行われています。
事務所にも何げに蒼々たる演出家諸氏がいらっしゃったりする、
演劇色の濃いスポットになってます。

本番の衣装に着替えての稽古。
僕もかなりなものです。(ネタばれになるので画像はありませんが)

そして通し稽古。

結論から言えば演出家曰く

● 内実に走っている
● 勝手に自分のやることをやっている
● 嘘に聞こえる
● 「一生懸命」が必ずしも感動させることにはならない
● アクションとリアクションの関係
● みんなで舞台の空気を作っていない(演劇の魅力はこの“空気”)
● テレビ的演技は要らない(“キムタク”の演技を目指すな)
● 段取りで演技をしている
● これでは一か八かの芝居になる
などなど…

あと1週間後には初日なのに…この状態はかなり…マズいです。

自分の役である人物が観客にとって、一つのイメージを与え、
その人物が出会う事象によって変化する心の“機微”を
どう表現するのか、一人で悶々と考えていました。
シーンごとに違うキャラクターになってはいまいか。
これではお客さんはとまどうばかりです。
僕の中での源一郎という人間をもっとしっかり
構築していかなければならない。

もっと空気をつくること。
これは共同作業であって、ひとりよがりは
まずお客さんがそれを見抜く。
(そうですね、お客さんはずっと先行ってますから…)
見抜かれたら最後…収拾がつかなくなる。

演出家の言う「破綻」です。

ダメ出しも僕のシーンではかなり多かったし、
あとわずかなのに宿題だらけ。
なんだか残り少ない夏休みの心境です(笑)

今日の稽古が少しでも良くなるように…

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