子どもが二人、町家で遊んでます…「 big KID2  白田 祥章 児玉 真人 」

Category : 現代美術シッタカぶり
7月23、24、30、31日【吉原邸】

京都芸術センター展覧会のあとお二方の前に
展示日は4日間だけという超限定版レビューを。

これは見逃してはならじとせっせと、カワイイアイシャを漕いで
(この辺、S・ワンダーファン以外はスルーしてください…)

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↑ずずずぃーっと奥の納戸まで…そこには不思議な射的場が…


ついた町家は築140年を超える「吉原邸」。
なるほど、これですね。
家の佇まいがもう、悟った感だ。
僕はちょっと開場時間にフライング。
奥で家事をされている奥さまの吉原和恵さんにご挨拶したら、
まぁなんと柔和な表情で手向かえてくださった。
初めて拝見する白田さんが受付にいらして
ファイルを開いていたら、そう、ギャラリー虹で個展をされていた方だった。
とても知的な青年。
しばし美術について熱くもクールに語ってくださった白田さんは
北海道生まれで東京芸大日本画を卒業されてから京都でアトリエを構えた。
その理由を尋ねると、なるほどこの方は美術に対する体幹というか、
概念をしっかり持っている人だなぁと感じた。
日本人としての自分にとっての芸術を真摯に探求されている。
例えば歴史だったり習慣だったり風土性だったり、
つまり日本のコアな部分がここ京都に凝縮されていると…。
「まぁどこへ行っても要は北海道を出たということですから…」と笑う。
でも初めて見る作品はどこか飄々とした雰囲気の
なんというか、息のすっと抜けるようなもの。
このギャップが面白い。
その白田さんのギャラリーがこの吉原邸にほど近く、
ご近所づきあいのうちに、この町家での展示が実現したという。
この町家も上手にというか、センスよく手が施されていて、
まだまだ進化というか、熟成されていきそう。
町家独自の構造を残しつつ、キッチンもスマートに改築されて
ちらっと見えた庭も素敵だった。
使い込まれた家というのはやはり呼吸しているなと感じる。
奥の納屋では白田さんのダーツな作品。
顔が描かれた白い風船が下がっていて、そこをめがけて
観客がダーツを投げるというものだが、
落ちた矢はことごとく壊れることになっている。
風船の表情もしぼんだりでちょっと情けなくなったりする。

家具の上には児玉さんの小品。
おなじみのシャトルの鳥たちやヒシの実も
こうした展示環境の中では全く別物に見える。
特にヒシの実のオブジェは町家特有の吹き抜けの
アンダーな感じにぴったりだった。

吉原和恵さんと開場に来られたお客さんとの会話も
これはもう現代美術に精通されていて…
この方はどのような方なのか、僕の中ではかなりミステリアス。
先日のベネチア・ビエンナーレも行かれたとか。

「いつでも居るので、また遊びにいらしてください」という和恵さん。
本当にまた来ますよ。
その時はいろいろ教えていただいてよろしいですか。
なんせ、シッタカブリアンなふつつか者なので…。

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児玉さん個展の過去ログ

http://den393.blog81.fc2.com/blog-entry-598.html

児玉さんのサイト

http://rgb-project.net/profile/kodama.html

白田さんのサイト

http://con-sent.net/peace/shirata_yoshinori/

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