この日だけ“関係者”になれる日…「 わくわく☆ドキドキ♥劇場探検ツアー・リニューアル版 」

Category : パフォーマンス見聞
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8月27日・28日【滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール】

4面舞台。
舞台の両袖および舞台の奥に舞台と同じ面積のスペースを有し、
転換や演目変更を行う際の速やかな舞台装置の入れ替えを可能にした舞台。
本来の舞台1面とあわせて4面と数える。
複数の作品の長期上演を行うヨーロッパの歌劇場などでは普通の設備である。(ウィキ)

日本で5つある4面舞台を有する劇場のうちの一つが
滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールだ。
西日本で初めて4面舞台を備えたホールで13年前に開館した。
1,848席を誇る大ホールの他に
804席の中ホール、323席の小ホールがある。

「わくわく☆ドキドキ♥劇場探検ツアー」は、
そのびわ湖ホールのバックステージツアーというふれこみの
今回で2回目のイベント。
ホールに入った時にあまりの観客の少なさに驚いたのだが、
これは後ほど知ったことで(僕は当日券を購入して入った)
1回のツアーは100人ほどの参加を一応のメドにしている。
2組に分かれてバックステージを見てまわるのだが
やはり50人ぐらいが限度なのだろう。
それぞれに湖東童子、湖西童子というキャラクターがナビをするのだが
二つのコースは話の内容が微妙に異なる。
中々に凝った演出。

先のWSとそのショーイングでご一緒させてもらったchikinの山村さん、
何回かWSに参加したパーカーズ、
それに脚本・演出がごまさん、
加えて「異邦人」に出ていらしたニットキャップの市川愛里さんなど
ニットの役者さんも計5名出演。
市川さんの“お姉さん”ぶりも…スゴいです。
ここに伝わる「俵藤太の百足(むかで)退治」の話を
ごまさんが“大人がこっぱずかしくならない”演出を施して
子どもはもちろん、保護者にも楽しめるエンターテーメントに仕上げている。
役者さん、ダンサー、パントマイムの人たちが入り乱れて
話をもり立てながら、普段は決して見ることも立ち入ることもできない
ホールのあちらこちらを話に沿って探検するというわけだ。
前説から意表を突く構成になっていて、ごまさんの目論みは掴みから成功。
そして、まずそんな機会はないであろうこのホールの舞台に立ってみると
その広さに度肝を抜かれる。
お話に沿って、せり上がる奈落や回転するステージを目の当たりにする。
やはり本格的なオペラやダンスをかける舞台だけあって
驚きの連続だった。
オーケストラピットへ入る。
ここでもいろいろと子どもたちが楽しめる仕掛けが用意されていて
マリー役の日詰千栄さんもさすが、である。
そして舞台裏方さんたちも扮装しながら大健闘。
こうして地下の楽屋や発声室、巨大な搬入口を見学して
約1時間半のツアーは終了。
無事に百足も退治し、めでたしめでたし。
これは最新鋭の設備を誇るホールならではの
そのものを一つのテーマパークとして考えた秀逸の企画だ。
何よりも“関係者”意外立ち入り禁止エリアに入っていけるワクワク感と
ホールが持つとてつもない魅力、というか
楽しませる箱の独自の空気を肌身で子どもらに感じてもらうことで
県民に認知してもらおうとする努力に敬服。
役者さんたちのブログやツイッターを見ても
本人たちがいかに楽しんでいるかが伺える。
大人も子どもも尽きるところ興味の対象は同じなのだ。
ごまさんもみんなと一緒になって踊っていましたよ。

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