パジャマ。

Category : 浮世の「うっ!」
パジャマ姿で外出しても怪訝な顔もされず、
これを禁止する動きに半数が反対の意をとなえているという上海市民。
知らない人が見たら、上海には何と病院が多いことかと驚くに違いない。
が、その姿で犬の散歩、買い物、あげくに食事をするとなると
もはや国民性とか習慣とか趣味とかの問題ではない。

来年の万博に向けて、マナー向上運動(笑)の一環として
市民に呼びかけているそうだが
はい、そうですかと納得するほど、お人良しではなかろう。
あきれるよりも、なぜか可笑しくなってくる。
さらに傑作なのは「日本人が和服を、西洋人がスーツを着るようなものだ」という
多数の声があり、中国紙上で議論が白熱(!)しているという話。
白熱するネタかね。
おまけに専門家も「政府は細かく口出しすべきではない」と批判しているという。

ところが中国通信社のある記事を見ると、その理由が明らかになる。
パジャマというのは一部の特権階級の人だけが着用できたアイテムだった。
戦前は金持ちか夜の世界に住む人のコスチューム。
いわば「ゆとりのシンボル」とも言えたこのパジャマが70年代に流行し、
先取り上海人たちがこぞって着て、みせびらかしに歩いていた。
また集合住宅の劣悪な環境、一部屋で家族全員が寝るとか、風呂や炊事場も
数世帯の共用で、何よりも“気楽”に暮らせ、部屋着で外出することに
なんら抵抗感のない生活がしっかり浸透していることが理由のようだ。

やれやれ…

パジャマという「装い」が陽の目を見ているこの街に
やがて日本の商社が目をつける。
何せ市民の4割が「パジャマ姿の外出は問題ない」と回答、
禁止令支持派はわずかに1割…。
着て歩き回っても特に罰則も無い。
中国人受けするようなデザインを次々発表。
大ヒットで、一挙に上海市場でビッグになる。

スーツ風パジャマ、
タキシード風パジャマ、
ナイトドレス風パジャマ…

どうでしょう…。

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