「 川埜龍三 個展 〜 無心に降る百年〜 」

Category : 現代美術シッタカぶり
2014.10.3〜10.13 【 Gallery I 】

川埜さんのことをどうやって書きたいんだ、お前は…
さて、言葉が出て来ない。
どうしよう…でもなんとか書いてみようか…

4年前に最初に川埜さんの個展を見て、
僕は過去になかったタイプの
“声にならない精神状態” を経験しました。
それはあまりに衝撃的で、もう口の中がカラカラになるような、
そんな感じでした。
圧倒というような、
それだけで終ってしまうようなものではなかったのです。
ずっと心の引き出しにしまっておきたい、
あんな感覚を、時々思い返して“名残り”として楽しみたい、
というような
実に貧乏臭い感じで申し訳ないのですが…
少なくとも作品の一点ぐらい買わなければ、とも思います。
本当に作家に近くなるということはそういうことですから。
まぁ、これはいつかの楽しみにとっておきます。

川埜さんの作品のことをどう書こうか、結局思い浮かばない。
一足飛びでこちら側に突き刺さる作品に対して、
前にも書いたけれど、言葉というものは実に頼りなげで儚い。
驚嘆とか感銘とか、ましてや美しい、などとはとても吐けない。
そう、後頭部をガーンと真綿のハンマーで殴られたような感じでした。
ともかくも4年前のあの名残りを懐に大事に保ちつつ、
雨の中、始めてのギャラリーへと向かいました。

「変なおっさんの隠れ部屋って感じにしたかった」
と屈託なく言う川埜さんは、なんだか4年前に比べて、
まろやかになっていました。
あの時はなんとなく、創る方独自の創意という見えない牙が
うっすらと感じられ、近寄り難かったのです。
赤く塗られた壁と川埜さんの作品とのマッチングは
このギャラリーのオーナーが3年も待った末の
待望の個展開催であったことを少なからず物語っています。
まさに隠れ家的な雰囲気に満ちたこのスペースに
所狭しと展示された作品は、同時にアンティークとの見事な
コラボレーションも果たしていました。
つまることろ、僕自身は川埜さんの作品に対しては
極めて情緒的になる(なってしまう)ということです。
「これは○○が面白い、これは見方を変えると○○だ、
この発想は○○的だ」というような
そんな距離をもった批評的な見解を持つことはできません。
まぁ、素になってしまうということでしょうね。
齢60になる男がまるで子どもが始めて目にしたものに
心ときめかせる、と同じテンションになってしまいます。
僕の中で川埜さんはなんというか、その才をこうしてカタチにするために
生を受けた人という印象が強くて、
単なるアーティストという名称や肩書きよりも
メッセンジャーとして、今ここに居るという感じのする方です。
奢らない、飄々した面差しと、何事にも“過剰”でないその発言は、
やはりそれだけ年齢を重ねてきたんだなと思わせるものがありました。

やはり作品のことは僕なんかにはおこがましくて書けませんが
いつか必ずアトリエに行きたいと思っています。
少なくとも好きで勝手にシッタカぶっている僕としては
それも含めてミッションだと、これまた勝手に考えているからです。
フェイスブックでなら作品写真をサッと閲覧できるのでしょうが、
霞みのような(まぁこのブログも大差ないですが)あのSNSよりは
少しは自分に近い、拙ブログにて紹介させていただきます。

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