虹の上をとぶ船 八戸から届く版画の世界 〜 坂本小九郎とこどもたち

Category : 現代美術シッタカぶり
坂本

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2018.01.30~02.04
【 京都府立文化芸術会館 1階展示室 】

今から61年前、
ひとりの美術教師が盛岡から
漁師町八戸のとある中学校へ赴任
そこで版画クラブをつくり
取材、発想、表現、画集作りまでを
網羅した指導を行う。

話はここから始まりますが、
やがて八戸市内の中学校5校を転任。
(ここにはいろいろな事情が絡んで…)
その度に前任の学校での版画を
(これが版画ならでは!)を持って
指導にあたりました。

実は2月3日(土)は
この展示について監視・誘導の
ボランティアをいたします。
そんな関係で昨日
予習のつもりでギャラリートークに参加。
坂本小九郎(しょうくろう)という人物について
不勉強ゆえ全く知らなかったのですが
今、僕の中でこの人の“仕事”を越えた
表現活動の一端というものが
どんどん巨大化していて
学校教育の中の「情操」とは
一体何か?
さらに美術“的”教育とは
どうあるべきか?といった
根源的なテーマにまで
膨れ上がっています。

教育者としての坂本さんの
スタンスは正直
現在の中学校教育のニーズには
理想ではあるだろう、しかし
もはやそぐわない、といった
意見も多々あると思います。
世知辛い世の中で
こんなにも伸び伸びと
「表現とは楽しいんだ」と
思わせる手立てを
自然体で実現させた功績は
(それは他でもない当事者である
生徒たちの素晴らしい所産です)
とんでもない、と感じています。
会期は非常に短いのですが
「共生の芸術祭」のひとつの展示として
お時間あれば是非見ていただきたい展示です。
「今、立ち返るべきもの」が
ここにあると確信します。
尚、展示された版画作品は八戸市美術館所蔵のもので
「当時の多くの生徒」が制作者であるために
各自の厳密な了解を得ることは難しく
写真撮影は禁止されています。
何卒ご了承願います。

















アイコン ~ 石山 哲也

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2018.01.12~01.27【 現代美術 艸居 】

い1

い2

い3

い4

い5

みんな知っているのに
さて描いてと言われたら
トンチンカン。
あのカタチ、このカタチ。
うむ、確か…
さて思考はそこで一時停止するか、
その先へ記憶の糸を辿る
手立てを探すか…

「曖昧・不確かさ」の中で
人は生きているといったら
過言も甚だしいでしょうか。
いわゆる骨董や古美術品を
“愛でる”ことは
この不確かさに磨きをかけて
たくましく「ピカピカな想像」に
仕立てる悦楽とも言えます。
幼少からの異常な情熱は
自ら発掘調査に加わるほどの
石山さんでしたが
「美術品」と認識される
それらの歴史的遺物と
自らの距離感は
決して埋まらないのだという
結論に達します。
つまり(当然ですが)
匿名な作者の機微や
哲学というものを
「鑑賞物」を通して
見立てるに過ぎないのだと。

石山さんの作品に空いた
まるで雨粒による
経年劣化のような表情は
数字を順に繋いでいったら
現れる絵のように
鑑賞者の中で像を結んでいきます。

実は金彩の下には色が潜んでいます。
これもまた経年による摩耗を
想定したもの。

ところで作家名で
画像検索してみると
くらくらするほどの
レンジの広さ多様さ、
膨大な作品数、
その貪欲な制作スタンスに
驚嘆されることでしょう。

い6

い7

い8

い9

い10















じゆうの箱

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ふくら恵「誰でもWelcomeなマンション」
たかせちなつ「ひとりじゃないよ」
小森文雄「律」
小山照生「カラ」
岡林利江「セイタカアワダチソウの箱」
寺田一行「Circles」
長野利喜子「オリエンタル」
渡辺美矢子「い・し」
福岡伸雄「川のほとり」
ナミキ・キヨタカ「Nice to meat you!」

2018.01.27~02.06【 ギャラリーえがく 】
※土・日・月・火のみ開廊

自分の作品(余談ですが或る方のタイムラインで
素人だからとか何とか言って、いやいや、どうも、
と逃げ場を作るのは良くない、という旨の
コメントがあり、なるほどな、と。
実に当然のことです…)、
そう、あえて「作品」と呼ぶことで
(だってオーナーから気にかけていただける
だけで光栄というか恐縮な上に素人ですも
何もあったもんではないですから…)
少しだけ作家づらしようと思います。
十人の作家が白い箱を手渡されて
何をどう作るのか、
正直モヤモヤしながら搬入したのは
事実です笑。
マスター(ここは40年前までは
カフェでしたから)
が入れてくれる美味しいコーヒーを
いただきながら
オーナーであり
アーティストでもある
福岡さんのホストぶりも
ギャラリーの温かな空気の中の
集う人たちも
本当に素敵です。
今日はあの佐々木蔵之介さんの
甥っ子の崚くん
(今年、京都造形に入学します)
とも話ができて
新しい友達ができた気分です笑。
まだ始まったばかりのグループ展です。
ぜひ寄ってみてください。
僕のはかなりリーズナブルな価格
(チラシチックな設定です笑)に
なっておりますです。よろしく!
画像は紹介順です。

ふくら恵

たかせちなつ

小森文雄

小山照生

岡林利江

寺田一行

長野利喜子

渡辺美矢子

福岡伸雄

ナミキキヨタカ1

ナミキキヨタカ2

ナミキキヨタカ3






















海の見える処へ ~ 山部 泰司

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2018.01.16~01.28【 gallery morning 】

BLUE BLUE
画材の問題ではなく
その色であるかどうか .
無数に記された踊るような
不定形な円弧は
木々を通り抜けていった風が
あっと言う間にトレースしていった
決して追いかけることのできない軌跡 .
目をつぶって
作家の中で回顧する臨場感 .
その目が記憶する或る絵の中の風景 .
今呼吸している現実との狭間で
熱を帯びて
陽炎の中で立ち上る .

壮大かつ内省的なロケーション
燃えるように屹立する樹木
彼らが持ち得ない色が
BLUE BLUE .
点描状のストロークが
沈着と激動を往復する .
風景に足るものとは一体何か .

さて昨年末のLADS GALLERYに
伺えなかった口惜しさも
京都美術文化賞受賞作品発表という
機会によって慰められる。

温故知新という使い古された言葉も
山部さんの作品を通じて
絵画的見地からの深い考察による
新鮮な響きをもたらす。
「プロセスはコンテンポラリー」
「古いもの、100年後を想定」
「遠近を長くとりながら
立ち位置を考える」

どれも説得力のある言葉。

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「 SOUTH WEST 」

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【制作ファイル】
Nice to meat you! series #5
「 SOUTH WEST 」
(297×150)

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